“He craves only one commodity.”

最近、表題をMagic: the gatheringのフレイバーテキストから引用している。
きょうはYawgmoth’s Bargain[UDS/R]からの引用になる。
前回はParnicious Deed[APC/R]だった。高校時代に作っていた青緑黒ビートダウンのキーカードでもあった。

仕事を辞めることにした。
職場では「一番辞めなければならない理由」というのを話したが、それを書くつもりもないし、書いてしまったらnetstat Labs.が、かつての「exe.ms」と同じ運命を辿ってしまう。だからここにはテキトーな理由を書いてお茶を濁しておこうと思う。

たとえば、こういうことだ。

子供っぽいことだが、私はハインツのトマトケチャップは最高だと思っている。
財務部がハインツの親会社(Kraft Foodsと合併したのでKraft and Heinzになった)の株を買うべきだと主張する前からハインツのケチャップが好きだった。
多分バーガーキングのポテトについてきたのだろうと思うが、一瞬でその虜になり、それ以来ずっとポテトにケチャップを付けてたべるようになった。

なかでもマクドナルドのポテトに「ケチャラー」と言われるくらいのケチャップを消費しながら食べるのが大好きだった。芋と塩の味をハインツのケチャップが覆い尽くすまで堪能する。それはひそやかな贅沢だった——大学を卒業するまでは。

旧居の近くのスーパーではハインツのケチャップは売っていなかった。たしかにアレはちょっと高いし、大きいし、聞いたことのないメーカーだろうから売れない判断をしても仕方がない。加えて最寄りマクドナルドは車で20分である。ちょっと気後れする。

「マックのポテトを自分の好きなように食べられなかったから仕事を辞めた」という理由、いいでしょう。

そういう当たり障りのない話題にしておかないと、即座にnetstatの中の人が特定されてしまう。身内バレだけは絶対に避けなければいけない、というのがnetstat Labs.の社訓のようなものなので、これは守らなければならない。

さて、仮の仕事がはじまった。
仮の仕事は(だいたい始まりはそうなのだが)いまのところは余り忙しくない。財務部が空いた時間でなにかできないかと発足当初の開発部のようなことをしていたが、職場で「副業」がバレるとやっかいなことになるので辞めて欲しいと思っている。

しかし、彼らには種銭がなく、専ら旧居から持ち込んだ家具等の買い換えにまつわる問題に従事している。経年変化で劣化した冷蔵庫の買い換えの資金を準備したり、部屋の形が変わって収容出来なくなったPC棚を処分するお金をひねり出したり、新生活でのキャッシュフローを掴んだりなど、かなり多くの仕事がある)

そんな彼らが最も心配しているのは、自分たちが自由に使えるお金が減ることだ。運用はその先にある。開発部と財務部が協力して仕事をするまで、まだ少しかかりそうだ。

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