This entry was posted on Thursday, December 11th, 2008 at 6:27 pm and is filed under フィギュア, フィギュア撮影講座, 写真, 制作物. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.


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フィギュア撮影講座【撮影−構図のつくりかた】
七件の応援ありがとうございます。調子に乗って構図編行ってみたいと思います。
冷泉さんの本職はコスプレ写真ポートレイトであるわけですが、基本は大体一緒です。
写真を取るときに必要な要素は「分割方式」、「アングル」、「ポジション」です。順を追って説明していきます。
まず「分割方式」です。
写真と聞いて真っ先に思いつくのが「二分割法」でしょう。
こういう構図ですね。
この構図は使いやすく、よく人物撮影などで見受けられ、「日の丸構図」と言われていますが、目線のある日の丸構図は収まりが悪く、また、印象が強くなりがちなので、使うときはかなりの注意を要します。
印象を強くする意図で使われる分には問題はないです。たとえば、顔のアップで、表情を描写したいときがそれにあたります。
シャナたんの顔がアップになっていて、恥ずかしそうな表情が強調されていてハァハァできる写真にしあがっとります。
こういう分割法は使い方が難しく、撮るモノの主題がある程度決まっているときでないとなかなか思った通りの絵にならないことがあります。ですが、万人向けの分割法があります。
人が美しくモノが見えるパターンというのがあって、そのなかで「黄金分割」というのがあります。たとえば、名刺の大きさは黄金分割に準拠しているといわれ、1cmでもその大きさの範疇を出ると違和感を覚えるとされています。
ようするに、「一番収まりの良い長さ・大きさ」なわけです。
赤丸で示した点が「黄金分割点」と呼ばれるポイントです。この点は構図を1:1:1で分割した点の交点でもあります。この四点と、その分割線(上図における赤い線)に従って構図を組み立てる手法を三分割構図と言います。
たとえば、先日の遠坂凜は典型的で
このようになっとります。非常に黄金分割にのっとった構図であることが見て取れると思います
また、マクロ撮影などでよく使われる手法に斜め分割構図というものがあります。斜め分割構図というのは、
この分割線に従って構図を組み立てるものをいいます。たとえば非常に単純ですが
こういった構図が典型例です。
上の三分割と併用すると
こういう感じにも使えます。
このように、三分割法は、構図を決めやすく、フィギュア撮影に於いてできる空間を有効利用できるため、非常に有用な構図です。カンのいい方はお気づきかと思いますが、各社のデジタルカメラのライブビューモード(コンデジの場合は撮影画面)に表示される格子線は、じつは、この三分割法に則った補助線なんです。EOS系では「グリッド」とか読んでますし、Nikonでも同じような呼ばれ方をしております。詳しくは各社カメラ取扱説明書のライブビューモードないし、撮影画面設定のページをお読みください。
また、一眼レフの場合、機種によってはファインダーを格子線付きのものに取り替えることが可能です。(方眼マットスクリーンなどという名前で市販されています)。
続いて「アングル」にいきます。
「アングル」というのは被写体を「見上げているか」「見下ろしているか」「同じ目線か」という三つの状態に分け、その状態を「 ハイアングル」、「ローアングル」、「アイレベル」と言います。ここで気をつけたいのは、これがカメラの位置を表しているのではなく、傾きを表している、ということです。カメラの高さは、次項で説明する「ポジション」で説明します。まあ、あまりフィギュア撮影に於いて、ポジションを意識することはないのでスルーしても結構ですが(・w・)
ローアングル
アイレベル
ハイアングル
フィギュア撮影においてマクロレンズが使われるのは珍しくなく、中望遠レンズをメインとして撮影しているぽくは異端なのかもしれませんので、杞憂だと思いますが、50mm以下の広角レンズで撮影を行っている場合、このアングルの設定は、遠近感に対して与える影響が強く、そのため、被写体に多大な影響を及ぼすことがありますのでレンズの選定には注意が必要です。
最後の「ポジション」はカメラの高さを表しますが、三脚撮影を中心とするマクロ的な表現が多いフィギュア撮影で意識されることはさほどありません。ポートレイトの世界では重要な要素ですが、フィギュア撮影に於いてはあまり重要でないので割愛します。コスプレ写真ポートレイト講座とかやる機会がありましたらいずれ…………! |・ω・)!
そんなわけで、今日はあまりネタにされない「フィギュア撮影における構図」というものを扱ってみました。構図、と聞くとアレルギー反応を起こしたように複雑なものを思い浮かべて拒否反応を示す方々が多いのですが、基本は上に示した3パターン×3パターンなので、あとは自分で変化を付けながら「これだ!」という構図を見つけるだけです。その一助になれば幸いと思っております。
次回は…………何にしようか…………。リクエスト等あれば拍手などでお知らせください! |)ミ
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